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人間の尊厳強烈に示す ホーキング博士死去

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人間の尊厳強烈に示す ホーキング博士死去

更新 sty1803140014
 1998年3月、米ホワイトハウスで講演し、ロシアの宇宙ステーション「ミール」に乗り組んでいる米国人宇宙飛行士と交信するスティーブン・ホーキング博士(左)(ロイター)  1998年3月、米ホワイトハウスで講演し、ロシアの宇宙ステーション「ミール」に乗り組んでいる米国人宇宙飛行士と交信するスティーブン・ホーキング博士(左)(ロイター)

 病と闘いながら、独創的な宇宙論を発表し続けた「車いすの天才科学者」、英国のスティーブン・ホーキング博士が14日、死去した。英BBC放送が伝えた。76歳だった。手脚などの自由を奪われ、声も失い、車いす上でほとんど動けない状態で、科学者、思索者として発信を続け、人間の尊厳を強烈に示した。核戦争や地球温暖化などの問題でも意見を表明した。

 2016年4月、ニューヨークで記者会見するホーキング博士(共同)
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 2016年4月、ニューヨークで記者会見するホーキング博士(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 宇宙の謎の面白さを多くの人に伝えようと分かりやすい著作の執筆に尽力。1988年に出した「ホーキング、宇宙を語る(邦題)」は世界的ベストセラーとなった。車いすに座り、音声合成装置を使って日本を含む各国で講演。世界中から死を悼む声が集まった。
 63年、21歳の時に全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され「余命は数年」と宣告されたが、大学生だったジェーンさんと65年に結婚。3人の子供に恵まれた。ジェーンさんとの日々は2014年の英映画「博士と彼女のセオリー」で描かれ、話題となった。(共同)
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