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最終便の機関長がガイド 青函連絡船廃止から30年

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最終便の機関長がガイド 青函連絡船廃止から30年

更新 sty1803130018
 青函連絡船八甲田丸の操舵室で、見学客と話す葛西鎌司さん(右端)=13日午後、青森市  青函連絡船八甲田丸の操舵室で、見学客と話す葛西鎌司さん(右端)=13日午後、青森市

 青函トンネル開通に伴い青函連絡船が廃止されてから13日で30年を迎え、青森港(青森市)で保存、展示されている連絡船「八甲田丸」では、元機関長が船内をガイドする催しが開かれた。

 青森港に係留された青函連絡船八甲田丸=13日午後、青森市
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 元機関長は30年前、函館に向かう最後の便に乗り組んだ葛西鎌司さん(73)=青森県平川市=で、見学客を操舵室に案内し、ハンドルやレバーの使い方を説明。最終便が出港した時刻と同じ午後5時14分には、銅鑼の音が響く中、葛西さんの掛け声で見学客がボタンを押して汽笛を鳴らした。
 最終便は定刻通り無事到着できたといい、葛西さんは取材に「達成感があったが、家族同然の乗組員との別れはつらかった」と振り返った。

 青函連絡船は1908年に運航を開始。八甲田丸は廃止された88年まで20年以上にわたって使用され、現在は記念館として一般公開されている。

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