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高村光太郎の書簡34通発見 秋田・小坂、全集未収録

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高村光太郎の書簡34通発見 秋田・小坂、全集未収録

更新 sty1802140010
竜星閣が小坂町立総合博物館郷土館に寄贈した高村光太郎の書簡(同館提供) 竜星閣が小坂町立総合博物館郷土館に寄贈した高村光太郎の書簡(同館提供)
竜星閣が小坂町立総合博物館郷土館に寄贈した高村光太郎の書簡(同館提供)
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竜星閣が小坂町立総合博物館郷土館に寄贈した高村光太郎の書簡(同館提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 彫刻家で詩人の高村光太郎(1883~1956年)が詩集出版を巡り編集者とやりとりした書簡34通が、秋田県小坂町で見つかった。町が14日、明らかにした。いずれも全集に収められておらず、担当者は「高村研究の空白部分を埋める価値がある」としている。
 小坂町立総合博物館郷土館の安田隼人学芸員(34)によると、書簡は1942~54年のもの。代表作の詩集「智恵子抄」の続編「智恵子抄その後」について「ものにならないと思います」と記しており、高村が出版にあまり乗り気ではなく、書籍として売れるかどうか不安を感じていたことがうかがえる。
 青森県十和田市の湖畔に立つ高村最後の彫刻「乙女の像」を巡り、設置場所の視察のため「十和田湖を見に行くことになりそうです」などと書いたものもある。
 書簡の相手は、詩集を出版した竜星閣(東京都千代田区)の元社長で、小坂町出身の故沢田伊四郎氏。昨年5月ごろ、同社から高村など複数の作家や画家の書簡、メモ類を寄贈された町立総合博物館が調査していた。

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