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【感彩写論】香りを写す 大阪・島本町 PM3:17

自然・風景

【感彩写論】香りを写す 大阪・島本町 PM3:17

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サントリー山崎蒸留所の原酒のボトル =午後3時17分、大阪府島本町(前川純一郎撮影) サントリー山崎蒸留所の原酒のボトル =午後3時17分、大阪府島本町(前川純一郎撮影)

 ジャパニーズウイスキー誕生の地、サントリー山崎蒸溜所。大阪と京都の境にあり、そこから湧き出る銘水は、ウイスキー造りにかかせない。蒸溜所には鼻腔(びこう)をくすぐる甘く香ばしい匂いが漂う。

サントリー山崎蒸留所内の山崎ウイスキー館では世界のウイスキーが並ぶ =大阪府島本町(前川純一郎撮影)
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サントリー山崎蒸留所内の山崎ウイスキー館では世界のウイスキーが並ぶ =大阪府島本町(前川純一郎撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 カメラマンを一番苦しめるのが“目に見えない物”だ。味覚と嗅覚が感じとる「味」や「香り」を視覚でどう表現するか…。腕の見せ所であるが、自己満足という落とし穴が待つ。

 貯蔵庫に並ぶ酒樽(さかだる)は、絵にしやすいものの雰囲気に満足できず、壁を埋めつくすボトルを被写体に選んだ。

 樽の中で熟成を重ねた原酒たちが個性を主張する。とはいえ、目で見て分かるのは微妙な色合いの違いだけ。

 構図や画角を少しずつ変えてシャッターを切っていく。琥珀(こはく)色が奏でる馥郁(ふくいく)とした香りがほんの少しでも伝わっただろうか…。(写真報道局 前川純一郎)

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