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view 霊峰富士と冬の大輪 山梨県・河口湖

自然・風景

view 霊峰富士と冬の大輪 山梨県・河口湖

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冠雪した富士山と花火の共演。河口湖の水面にも大輪の花が映り込んだ =山梨県富士河口湖町(桐山弘太撮影) 冠雪した富士山と花火の共演。河口湖の水面にも大輪の花が映り込んだ =山梨県富士河口湖町(桐山弘太撮影)
花火の翌朝、気温は氷点下10度を下回り、湖面にはスケートリンクのような厚い氷が張っていた =山梨県富士河口湖町(桐山弘太撮影)
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花火の翌朝、気温は氷点下10度を下回り、湖面にはスケートリンクのような厚い氷が張っていた =山梨県富士河口湖町(桐山弘太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 日没後の湖畔で、一気に気温が下がっていくのを実感した。指先が痛い。湖面を見ると、薄い氷が張り始めていた。

 午後8時。澄み切った夜空に花火が打ち上がると、雪化粧した富士山と大輪の花の共演に、集まった見物客から歓声が上がった。

 冬にも観光客を呼び込もうと、山梨県の河口湖(富士河口湖町)で平成10年から始った花火大会は今季で21回目。今年は2月18日までの土日と23日の「富士山の日」に開く。20分間で1800発の花火が冬の夜空を彩る。

 富士山と花火-。見慣れないシーンを一枚の写真に収めようと撮影に臨んだが、これが難しかった。富士山が月明かりに照らされる日を狙ったが、肝心なときに山頂部が雲に隠れたり、花火の煙で覆われてしまう。結局、納得いく一枚を撮影するまで、寒さとも戦いながら計4回、湖畔に足を運んだ。

雪化粧した富士山と冬の花火が共演した =山梨県富士河口湖町(桐山弘太撮影)
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雪化粧した富士山と冬の花火が共演した =山梨県富士河口湖町(桐山弘太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 周囲ではさまざまな言語で歓声が聞こえ、外国人観光客の多さに驚いた。富士急行河口湖駅では、電車・バスの利用者の8割が外国人という。最近では中国や韓国に加え、タイなど東南アジアからの訪問者が増えている。

雪化粧した富士山と冬の花火が共演した =山梨県富士河口湖町(桐山弘太撮影)
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雪化粧した富士山と冬の花火が共演した =山梨県富士河口湖町(桐山弘太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 マレーシアのジョホールバルから日本を訪れていた大学生のマロワンさん(21)は「初めて見る富士山は信じられない美しさです。花火と一緒に見られてラッキーでした。日本人にとって富士山は特別な存在なんですよね」と、満足げだった。

 話を聞き、褒められたようで、誇らしい気分になった。厳しい寒さが少し和らいだ。(写真報道局 桐山弘太)

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