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【感彩写論】街からふわり 大阪・住之江区 PM9:55

自然・風景

【感彩写論】街からふわり 大阪・住之江区 PM9:55

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咲洲庁舎展望台(コスモタワー)から見える夜景 =午後9時51分から9時55分までに撮影した2枚を比較明合成、大阪市住之江区(志儀駒貴撮影) 咲洲庁舎展望台(コスモタワー)から見える夜景 =午後9時51分から9時55分までに撮影した2枚を比較明合成、大阪市住之江区(志儀駒貴撮影)

 ピントが命の報道カメラマン-。

 ではあるが、私の視力は0.1以下で、コンタクトレンズがないと仕事にならない。裸眼で見る夜の街は、ひとつひとつの光源がぼんやりとした光の玉のようになりふわふわと浮かぶ。

咲洲庁舎展望台(コスモタワー)から見える夜景 =午後9時51分から9時55分までに撮影した5枚を比較明合成、大阪市住之江区(志儀駒貴撮影)
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咲洲庁舎展望台(コスモタワー)から見える夜景 =午後9時51分から9時55分までに撮影した5枚を比較明合成、大阪市住之江区(志儀駒貴撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 写真の専門用語でいう「玉ぼけ」という状況で、超望遠レンズで夜景を撮影すると起こりやすい。

 おやすみ前の一時、コンタクトを外して窓からぼーっと眺める景色は“玉ぼけの街”になる。

 言葉ではむずかしい「玉ぼけ」を、写真で表現しようと大阪南港の咲洲庁舎へ出かけた。地上252メートルの展望台から海遊館のある天保山の方向にレンズを向ける。

咲洲庁舎展望台(コスモタワー)から見える夜景 =午後9時20分に撮影した3枚を比較明合成、大阪市住之江区(志儀駒貴撮影)
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咲洲庁舎展望台(コスモタワー)から見える夜景 =午後9時20分に撮影した3枚を比較明合成、大阪市住之江区(志儀駒貴撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 1枚目は画面全体にピントが合うように撮影、2枚目からはピントの合う位置を少しずつ変えながらシャッターを切る。玉ぼけの大きさが違う写真を何枚も撮っていく。

 家に帰り2枚の写真を選んでパソコンで合成。光の玉が重なり合い、ほんのり温かみのある写真がモニターに浮かんだ。(写真報道局 志儀駒貴)

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