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北アルプスに新たな氷河 長野・大町など3カ所確認

自然・風景

北アルプスに新たな氷河 長野・大町など3カ所確認

更新 sty1801180015
 氷河と確認された北アルプス鹿島槍ケ岳のカクネ里雪渓(画像中央)=長野県大町市(カクネ里雪渓学術調査団提供)  氷河と確認された北アルプス鹿島槍ケ岳のカクネ里雪渓(画像中央)=長野県大町市(カクネ里雪渓学術調査団提供)
 氷河と確認された、北アルプス鹿島槍ケ岳のカクネ里雪渓=長野県大町市(カクネ里雪渓学術調査団提供)
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 氷河と確認された、北アルプス鹿島槍ケ岳のカクネ里雪渓=長野県大町市(カクネ里雪渓学術調査団提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 長野県大町市の鹿島槍ケ岳(2889メートル)にあるカクネ里雪渓など、北アルプスにある三つの氷の塊について、同市や研究者らは18日、氷河と確認されたと発表した。国内の氷河は、富山県の北ア・立山連峰で既に3カ所が確認されていたが、長野県では初めて。
 研究者らによると、氷河は雪が圧縮された氷の塊で、重力により常に動いているものと定義される。2011年ごろから衛星利用測位システム(GPS)を使い、移動が確認できたという。
 市立大町山岳博物館や立山カルデラ砂防博物館(富山県立山町)などの調査で判明。1月に発行された日本地理学会の学会誌に掲載された。カクネ里以外に新たに確認されたのは、立山連峰の池ノ谷雪渓と内蔵助雪渓。
 調査に当たった信州大の小坂共栄特任教授(地質学)は「長年の研究が認められてうれしい。氷河をさらに分析し、過去の気象状況などの解明につなげたい」と話した。

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