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「チバニアン」沸く地元 地味な地層、突然名所に

自然・風景

「チバニアン」沸く地元 地味な地層、突然名所に

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 「チバニアン」申請のもととなった千葉県市原市の地層=8日  「チバニアン」申請のもととなった千葉県市原市の地層=8日

 地球史のうち77万~12万6千年前の時代区分が、千葉県市原市にある地層に基づき「チバニアン(千葉時代)」と命名される可能性が高まった。地味な地層が突然名所になり、地元は多くの見学者に沸いている。市は週末に現地への臨時バスを運行するなど、手探りで対応を進める。

 「チバニアン」申請のもととなった千葉県市原市の地層=8日
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 市原市田淵の小川に面した、高さ約10メートルの崖。「千葉セクション」と呼ばれ、地磁気逆転の痕跡が世界有数の良好さで観測できるが、見た目はねずみ色の斜面だ。77万年前の御嶽山(長野・岐阜両県)噴火でできた帯状の火山灰層が年代の境界の目印だが、その層もあまり目立たない。

 「派手なしま模様だったり、方位磁石の針が回ったりすれば面白いが…」。市職員も苦笑する。

 それでも、命名の申請が11月に国際学会の1次審査を通過すると、紅葉や温泉の名所、養老渓谷が近いこともあって、見学者が絶えない。市は来年1月末まで、土日祝日には最寄の小湊鉄道月崎駅から無料のシャトルバスを出す。

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