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近畿型銅戈が鳥取で出土 地域交流研究の手掛かり

遺跡・建造物

近畿型銅戈が鳥取で出土 地域交流研究の手掛かり

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 鳥取市で出土した「近畿型」とみられる武器型の祭器「銅戈」の破片(鳥取県埋蔵文化財センター提供)  鳥取市で出土した「近畿型」とみられる武器型の祭器「銅戈」の破片(鳥取県埋蔵文化財センター提供)

 鳥取県埋蔵文化財センターは25日、鳥取市にある弥生時代の青谷上寺地遺跡から、武器型の祭器「銅戈」の破片が出土したと発表した。

 出土した近畿型とみられる「銅戈」の破片(下)と全体像の再現図(鳥取県埋蔵文化財センター提供)
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 出土した近畿型とみられる「銅戈」の破片(下)と全体像の再現図(鳥取県埋蔵文化財センター提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 大阪湾付近を中心に出土例のある「近畿型」とみられる。近畿型は11遺跡で31点が見つかっているが、近畿地方より西の地域で出土したのは初めて。弥生時代の地域間の交流を研究する手掛かりになるという。

 同センターによると、出土した破片は、長さ3.4センチ、幅2.3センチ、厚さ約4ミリの青銅製で、刃の根元部分の一部。紀元前2世紀~前1世紀ごろに作られたとみられる。別の青銅器を作るための素材だった可能性があるという。

 銅戈は紀元前4世紀ごろ朝鮮半島から武器として伝わった後、祭器として用いられるようになったと考えられている。

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