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亡き人へ鉄路の安全誓う 羽越線脱線事故から12年

鉄道

亡き人へ鉄路の安全誓う 羽越線脱線事故から12年

更新 sty1712250007
 慰霊碑(手前)のそばを通過するJR羽越線の特急いなほ=25日午前、山形県庄内町  慰霊碑(手前)のそばを通過するJR羽越線の特急いなほ=25日午前、山形県庄内町

 2005年にJR羽越線の特急列車が山形県庄内町で突風により脱線し、乗客5人が死亡、運転士を含む33人が重軽傷を負った事故から12年となる25日、現場近くで犠牲者を悼み、再発防止を誓う慰霊式が営まれた。

 式典には、事故で亡くなった畠山学さん=当時(42)=の遺族や、JR東日本の冨田哲郎社長らが参列。白いカーネーションを1輪ずつ献花台に手向けた。

 羽越線脱線事故の犠牲者を悼み、慰霊碑に一礼するJR東日本の冨田哲郎社長(手前)ら=25日午前、山形県庄内町
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 羽越線脱線事故の犠牲者を悼み、慰霊碑に一礼するJR東日本の冨田哲郎社長(手前)ら=25日午前、山形県庄内町フルスクリーンで見る 閉じる

 冨田社長は式典後「ご遺族から『機械やシステムを過信せず、安全を心掛けてほしい』との言葉を頂いた。二度と悲惨な事故を起こさないよう努めたい」と話した。
 事故は05年12月25日夜に発生。秋田発新潟行きの特急いなほ14号が突風にあおられて脱線、転覆し、1、3両目が線路横の小屋に衝突した。
 JR東は事故を教訓に今月19日、レーダーで突風の発生を予測するシステムを山形、秋田両県の羽越線と陸羽西線に導入。25日午前には強風のため初めて運行規制が行われ、貨物列車2本が一時運転を見合わせた。

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