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「星空身近に」観察会好評 条例先駆けの岡山・美星

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「星空身近に」観察会好評 条例先駆けの岡山・美星

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 日没後の空に姿を現した天の川。左下は美星天文台=11月18日、岡山県井原市  日没後の空に姿を現した天の川。左下は美星天文台=11月18日、岡山県井原市

 美しい星空を守ろうと全国に先駆け約30年前に「光害防止条例」を制定した岡山県の旧美星町(現・井原市美星町)で、星空の観察会が好評だ。住民らは便利な照明の光と、輝く星空を共存させる取り組みを長年続け、県内外から人が訪れる。

 日没後の空に姿を現した天の川。下は美星天文台=11月18日、岡山県井原市
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 日没後の空に姿を現した天の川。下は美星天文台=11月18日、岡山県井原市フルスクリーンで見る 閉じる

 「あれがオリオン座。ふたご座も見えたよ!」。11月の新月の日、日没後の空を覆った雲が去って天の川などが姿を現すと、同市の美星天文台を訪れた人々が声を弾ませた。ボランティアを務める河合裕子さん(63)は「星をもっと身近に感じてもらうことがこの町の役割です」とほほ笑む。
 町内には、光の拡散を防ぐ傘がかぶせられた街灯も。綾仁一哉天文台長(58)は「生活に必要な照明を保って不必要な方向への光を減らすことで、星の輝く空を維持してきた」と語る。
 今月14日に開かれたふたご座流星群の観察会には、県内外から約100人が参加。曇り空で流れ星は見られなかったが、広島県福山市の桑田唯羽さん(9)は「今回は残念だけど、またここで星を見たい」と笑顔で話した。

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