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核融合炉、半分を建設 フランスのITER

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核融合炉、半分を建設 フランスのITER

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 フランスで建設が進む国際熱核融合実験炉(ITER機構提供・共同)  フランスで建設が進む国際熱核融合実験炉(ITER機構提供・共同)

 日米欧やロシアなどが国際協力でフランスに建設中の国際熱核融合実験炉(ITER)について、ITER機構は6日、建設計画の50%を達成したと発表した。工事は当初計画から大きく遅れ、建設費は約200億ユーロ(約2兆7千億円)に膨らんでいる。

 日本が納入した国際熱核融合実験炉の超電導コイルの一部(ITER機構提供・共同)
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 日本が納入した国際熱核融合実験炉の超電導コイルの一部(ITER機構提供・共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 ITERは、核融合反応で生じるエネルギーを発電に利用できるかどうかを実験する施設で、発電はしない。機構は2025年に運転を始めて核融合を起こすための条件を確かめ、35年には燃料を入れて核融合反応を実現したい考え。
 核融合に必要な超高温プラズマを封じ込める技術を開発するなどの課題が残っているが、ベルナール・ビゴ機構長は「問題点を正確に理解しながら、科学技術の限界を押し広げている」と自信を示している。
 建設に参加する国は、主に機器の開発・納入という形で費用を負担している。日本は主要部品の超電導コイルや収納容器などを担当している。(共同)

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