産経フォト

米、エルサレムを首都認定 東証、一時500円超安 中東情勢混乱を懸念

ニュース

米、エルサレムを首都認定 東証、一時500円超安 中東情勢混乱を懸念

更新 sty1712060013
 5日、エルサレム旧市街とイスラム教の聖地「岩のドーム」(ロイター)  5日、エルサレム旧市街とイスラム教の聖地「岩のドーム」(ロイター)
 一時400円超下げた日経平均株価を示すモニター=6日午後、東京・東新橋
画像を拡大する
 一時400円超下げた日経平均株価を示すモニター=6日午後、東京・東新橋フルスクリーンで見る 閉じる

 6日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に続落し、一時500円超下げて約3週間ぶりの安値を付けた。取引時間中で今年最大の下げ幅。トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定する方針が伝わり、イスラム諸国の反発による中東情勢の混乱を懸念する売り注文が膨らんだ。米税制改革の早期実現を不安視し、最近上昇していた銘柄を手放す動きも目立った。

 トランプ氏の首都認定方針を受け、資産運用会社関係者は「中東の波乱要因になるとの見方から円高ドル安が進んだことも平均株価の重荷となった」と話した。

米同盟国も懸念

 米政府当局者によると、トランプ氏は6日、国務省に大使館移転の手続きを始めるよう指示。これを受け、国務省は用地選定など大使館建設に向けた準備に着手する。移転には数年間かかる見通し。

 昨年の大統領選でトランプ氏は大使館移転を表明しており、公約実現をアピールする狙いがある。ロイター通信によると、イスラエルは歓迎したが、パレスチナのアッバス議長は電話会談で「和平プロセス、地域と世界の安全や安定を危険にさらす」と警告した。 トランプ氏は5日、ヨルダン、エジプト、サウジアラビアの指導者とも電話会談。アラブ諸国のほか、フランスやトルコなど米国の同盟国も懸念を表明し、国際的な波紋が広がっている。
↓ 関連記事
エルサレムを首都認定、大使館移転へ トランプ大統領、中東指導者と電話会談

 

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング