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原発避難の病院で資料収集 福島県、後世に教訓継承

東日本大震災

原発避難の病院で資料収集 福島県、後世に教訓継承

更新 sty1711220017
 備品を収集する作業が行われた福島県立大野病院で、震災当時から止まったままになっている時計=22日、福島県大熊町  備品を収集する作業が行われた福島県立大野病院で、震災当時から止まったままになっている時計=22日、福島県大熊町
 県立大野病院に残されていた、震災当時に止まった時計の放射線の数値を調べる福島大の関係者=22日、福島県大熊町
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 県立大野病院に残されていた、震災当時に止まった時計の放射線の数値を調べる福島大の関係者=22日、福島県大熊町フルスクリーンで見る 閉じる

 福島県は22日、東京電力福島第1原発事故直後、患者らの避難を余儀なくされた県立大野病院(同県大熊町)で、事故当時のまま残された書類や新聞、時計などを収集した。東日本大震災と原発事故の記憶と教訓を後世に伝えるための資料として活用する。

 病院は第1原発から西約4キロの帰還困難区域内にある。国は事故直後の2011年3月12日、第1原発の半径10キロ圏内の住民に避難指示を出し、患者や職員らが急きょ避難した。

 震災当時から置かれたままとなっている新聞などを収集する福島大の関係者=22日、福島県大熊町の県立大野病院
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 震災当時から置かれたままとなっている新聞などを収集する福島大の関係者=22日、福島県大熊町の県立大野病院フルスクリーンで見る 閉じる

 この日は県職員や収集業務委託先の福島大の関係者らが病院に入り、ホワイトボードに張られた書類や地震発生を伝える新聞、止まったままの掛け時計など20点余りを収集。小型無人機ドローンを使い、病院がある町内一帯の様子も上空から撮影した。

 福島県大熊町内一帯を撮影するため、小型無人機ドローンを飛ばす関係者=22日
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