産経フォト

アルプス氷河消滅危機 スイス、最大時期から半減

ニュース

アルプス氷河消滅危機 スイス、最大時期から半減

更新 sty1711150011
 スイス・アルプスのローヌ氷河=6月(ゲッティ=共同)  スイス・アルプスのローヌ氷河=6月(ゲッティ=共同)

 世界有数の観光地スイス・アルプスの氷河面積が今年計890平方キロとなり、最大だった1850年ごろと比べ半減したことが、スイス・フリブール大のマティアス・フス上級講師らの調査で15日までに分かった。地球温暖化の影響で氷河の後退が止まらない状態で、何も対策を取らない場合、2100年にはほぼ消滅する恐れもあるという。

 上空から見るスイス・アルプスのローヌ氷河=6月(ゲッティ=共同)
画像を拡大する
 上空から見るスイス・アルプスのローヌ氷河=6月(ゲッティ=共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 ドイツ・ボンでは気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)が開催中で、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の実施ルールが議論されている。フス氏は、協定が履行されても氷河融解を遅らせる効果があるだけで消滅は避けられないと指摘した。

 フス氏によると、アルプスだけでなくノルウェーやカナダ、ヒマラヤ山脈など世界各地の氷河でもここ数十年で大幅な後退が起きている。(ジュネーブ共同)

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング