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ニホンジカ延べ20頭撮影 白神山地、個体数増加か 環境省調査

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ニホンジカ延べ20頭撮影 白神山地、個体数増加か 環境省調査

更新 sty1711080013
 青森県深浦町の国有林で監視カメラが撮影したニホンジカ=10月31日(東北森林管理局提供)  青森県深浦町の国有林で監視カメラが撮影したニホンジカ=10月31日(東北森林管理局提供)

 世界自然遺産・白神山地(青森、秋田両県)の周辺地域で10月、貴重なブナ林を食い荒らす恐れのあるニホンジカが延べ20頭撮影されたことが8日、環境省への取材で分かった。2013年10月の調査開始以来、1カ月の撮影頭数としては最多。個体数の増加は確実とみて、捕獲体制の強化を検討する。

 青森県深浦町の国有林で監視カメラが撮影したニホンジカ=10月20日(東北森林管理局提供)
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 青森県深浦町の国有林で監視カメラが撮影したニホンジカ=10月20日(東北森林管理局提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 同省東北地方環境事務所によると、遺産地域から2~19キロ離れた場所で、監視カメラや通行人が撮影した。9月にも3頭が確認された。いずれも繁殖期を迎えて活動が活発化した雄とみられる。
 白神山地は1993年に世界遺産に登録。かつてニホンジカは生息していなかったが、近年は目撃が増加している。今年8月には、人の手がほぼ加わっていないブナの原生林が残る遺産地域内でも確認され、生態系への影響が懸念されている。

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