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クフ王ピラミッドに大空間 日仏研究チーム発見

遺跡・建造物

クフ王ピラミッドに大空間 日仏研究チーム発見

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 エジプトの首都カイロ近郊にあるクフ王のピラミッド内部のイメージ。中央の白い部分(矢印)で未知の空間の存在が分かった。右下付近が昨年発表の場所(研究チーム提供)  エジプトの首都カイロ近郊にあるクフ王のピラミッド内部のイメージ。中央の白い部分(矢印)で未知の空間の存在が分かった。右下付近が昨年発表の場所(研究チーム提供)

 エジプトの首都カイロ近郊にある世界最大の石造建築、クフ王のピラミッドに未知の巨大空間が存在することを、名古屋大などが参加する国際研究チームが発見し、2日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。考古学の専門家は「王の埋葬室の可能性もある」と指摘、謎の多いピラミッドの構造解明につながることが期待される。

 クフ王のピラミッド=2015年8月、カイロ近郊ギザ(共同)
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 クフ王のピラミッド=2015年8月、カイロ近郊ギザ(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 チームは昨年、ピラミッド北側に未知の空間があることを明らかにしたが、今回はより中心部に近くて広い。チームの森島邦博・名古屋大特任助教(素粒子物理学)は「空間の詳しい構造や用途は分かっていないが、ピラミッドの建造方法などを解明する手掛かりになる」と話している。

 チームによると、新たに確認された空間は全長30メートル以上。中心部付近にある「王の間」に続く「大回廊」と呼ばれる空間の上方、地上60~70メートルの位置にある。幅1~2メートル、高さ8.6メートルの大回廊とほぼ同じ大きさの断面積があるという。

 

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