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奄美で豊作祈る伝統行事 国の無形文化財

伝統・文化

奄美で豊作祈る伝統行事 国の無形文化財

更新 sty1709260017
豊作を祈る伝統行事「ショチョガマ」で、小屋の屋根を揺する男たち=26日、鹿児島県の奄美大島・龍郷町 豊作を祈る伝統行事「ショチョガマ」で、小屋の屋根を揺する男たち=26日、鹿児島県の奄美大島・龍郷町
豊作を祈る伝統行事「平瀬マンカイ」で、岩の上に立ち手を揺らす男女=26日午後、鹿児島県の奄美大島・龍郷町
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豊作を祈る伝統行事「平瀬マンカイ」で、岩の上に立ち手を揺らす男女=26日午後、鹿児島県の奄美大島・龍郷町フルスクリーンで見る 閉じる

 鹿児島県の奄美大島・龍郷町で26日、国の重要無形民俗文化財で、来年の豊作を祈る伝統行事「ショチョガマ」と「平瀬マンカイ」が催され、多くの住民や観光客が集まった。
 ショチョガマは早朝、水田を見下ろす高台につくられたわらぶき小屋で行われ、片屋根に乗った男たちが太鼓と歌で豊作を祈り、「ヨラ、メラ」の勇ましい掛け声とともに屋根を揺すった。小屋が倒れると周囲から盛んな拍手が起こった。
 夕方には海岸で平瀬マンカイがあり、二つの岩の上で男女計12人が手を揺らして海のかなたから稲の神霊を呼び寄せた。
 日本の方言を研究しているイタリア人女性のカーズ・バーバラさん(33)は「奄美は初めて来たが、ショチョガマは勇壮でとても印象的だった」と感慨深げ。行事保存会の窪田圭喜会長は「約450年続いており、若い人たちが今後も後を継いでいってほしい」と話した。

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