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さようなら「カッシーニ」 土星大気に突入 NASAの無人探査機

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さようなら「カッシーニ」 土星大気に突入 NASAの無人探査機

更新 sty1709150021
 カッシーニが2016年10月に捉えた土星(NASA提供・共同)  カッシーニが2016年10月に捉えた土星(NASA提供・共同)
 大気突入前の13日にカッシーニが撮影した土星の輪(NASA提供・共同)
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 米航空宇宙局(NASA)などの無人探査機カッシーニは15日、13年にわたる土星や衛星の観測を終え、土星の大気に突入した。機体はばらばらになって燃え尽きたとみられる。
 突入は日本時間15日午後7時半ごろ。土星から電波が届くには80分余りかかるため、同午後9時ごろにカッシーニからの最後の信号を受信し、正式に確認した。15日は任務終了の間際まで、初めてとなる土星大気の成分の直接分析に挑戦。観測データや14日に撮影した最後となる画像を地球に送信した。(共同)

 カッシーニが捉えた土星の輪。大気突入前の14日に行われた最後の撮影のうちの1枚(NASA提供・共同)
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 打ち上げは1997年。2004年に初めて土星の周りを回る探査機となった。土星の輪の構造や成分を詳細に観測したほか、05年には欧州宇宙機関の子機ホイヘンスを衛星タイタンへ着陸させるなど、数々の成果を上げた。衛星エンケラドスが表面の氷の割れ目から間欠泉のように噴煙を上げていることや、氷の下に広大な海があり、生命を育んでいる可能性があることを突き止め、多くの人を驚かせた。

 カッシーニが大気突入前の14日、最後に撮影したとみられる土星(NASA提供・共同)
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 カッシーニが大気突入前の14日、最後に撮影したとみられる土星(NASA提供・共同)フルスクリーンで見る 閉じる
 土星突入に向けて飛行するカッシーニが捉えた土星(手前)。奥にはカッシーニの探査で表面の氷の下に海があると分かった衛星エンケラドスが写る(NASA提供・共同)
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 土星突入に向けて飛行するカッシーニが捉えた土星(手前)。奥にはカッシーニの探査で表面の氷の下に海があると分かった衛星エンケラドスが写る(NASA提供・共同)フルスクリーンで見る 閉じる

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