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エーゲ海で大量の重油流出 ギリシャ首都近くで船沈没

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エーゲ海で大量の重油流出 ギリシャ首都近くで船沈没

更新 sty1709150008
沈没したタンカーから流れ出した重油=14日、アテネ(ゲッティ=共同) 沈没したタンカーから流れ出した重油=14日、アテネ(ゲッティ=共同)
エーゲ海でタンカーから流出した重油の除去作業=14日、アテネ(ゲッティ=共同)
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【ローマ共同】ギリシャの首都アテネ近郊にある同国最大のピレウス港沖のエーゲ海で、10日に沈没したタンカーから大量の重油が流出し、環境や観光への深刻な影響が懸念されている。政府は汚染拡大を防ぐため油の回収作業を進めているが、対応が後手に回ったとの批判も強まっている。
 タンカーは10日未明、燃料を含む約2500トンの重油を積んでアテネ西郊外のエレフシナ港を出港した後、サラミス島沖で浸水して沈没。周辺の海面に黒い油の帯が広がり、地元住民や環境保護団体は観光や漁業などへの影響を懸念している。
 クルブリス海運相は14日、ようやく現地を視察。汚染被害を受けた地元当局者らが政府への訴訟も辞さない構えを見せる中、「事故発生4時間後からフェンスを設置し、油の回収作業に取り組んだ」と述べ、対応は適切だったと反論した。
 政府は重油回収やタンカーからの油抜き取りなどの作業を30日以内に終了するとの見通しを示した。ただ、専門家らは海岸や海底に付着した重油を完全に処理するには数カ月かかるとみている。

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