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復興工事でジオパーク破壊 熊本・阿蘇の柱状節理

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復興工事でジオパーク破壊 熊本・阿蘇の柱状節理

更新 sty1709140016
 熊本地震の復興工事で壊された立野峡谷の柱状節理=14日午後、熊本県南阿蘇村  熊本地震の復興工事で壊された立野峡谷の柱状節理=14日午後、熊本県南阿蘇村

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界ジオパーク」に指定されている熊本県・阿蘇の立野峡谷(南阿蘇村)で、阿蘇山の溶岩でできた「柱状節理」が、国が行う熊本地震の復興工事で壊されていたことが14日、国土交通省熊本復興事務所や県への取材で分かった。

 立野峡谷の柱状節理=2015年12月、熊本県南阿蘇村(市民団体提供)
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 立野峡谷の柱状節理=2015年12月、熊本県南阿蘇村(市民団体提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 柱状節理は、溶岩が凝固する際にできる柱状の割れ目。立野峡谷では黒川の岸に露出し、その景観が魅力となっている。

 熊本復興事務所によると、崩落した阿蘇大橋を架け替えるための工事用道路新設の際、高さ約70メートル、幅約110メートルにわたり、柱状節理を含む岸を削った。

 県の担当者は「早期復旧・復興を果たすために、やむを得ない状況だった」と釈明した。

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