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土星の上空2000キロに突入 カッシーニ、大気直接観測

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土星の上空2000キロに突入 カッシーニ、大気直接観測

更新 sty1709140003
 無人探査機カッシーニが土星の大気上層に突入する経路(中央を左から右に延びる線)のイメージ(NASA提供・共同)   無人探査機カッシーニが土星の大気上層に突入する経路(中央を左から右に延びる線)のイメージ(NASA提供・共同) 
 土星突入を控える無人探査機カッシーニが11日に捉えた衛星タイタン(NASA提供・共同) 
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 土星突入を控える無人探査機カッシーニが11日に捉えた衛星タイタン(NASA提供・共同) フルスクリーンで見る 閉じる

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は13日、日本時間15日夜に予定する無人探査機カッシーニの土星突入計画の詳細を発表した。土星表面から上空1915キロの大気上層に入り、通信が途絶える1分ほどの間に、初めて土星大気の直接観測に挑む。

 カッシーニの速度は時速11万キロに達し、大気に押されて姿勢が乱れ、すぐに通信ができなくなると予想。この間に機器の中に大気を取り込み、成分を分析する。分析チームを率いるウェイト氏は「土星の成り立ちと進化の歴史に迫ることができる」と話した。

 1980年代の無人惑星探査機ボイジャーによる観測で、土星の輪から蒸気や氷が土星本体に向かって落ちる雨のような現象が観測された。カッシーニは既に輪の成分を分析。今回、土星の大気を解析して比べることで、大気の形成に雨のような現象がどのように影響したのかを調べる。

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