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レトロな魅力で地域に潤い 存在感ある巨大な給水塔

遺跡・建造物

レトロな魅力で地域に潤い 存在感ある巨大な給水塔

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西欧中世の塔を思わせる外観が魅力的な駒沢給水塔=東京都世田谷区 西欧中世の塔を思わせる外観が魅力的な駒沢給水塔=東京都世田谷区

 水道の流れに圧力を与える給水塔(配水塔ともいう)には多様なデザインがあり、その巨大さと相まって不思議な存在感を漂わせる。技術革新に伴って当初の役割を終えた後も保存され、地域の歴史的遺産となっている例もある。東京都内に残るレトロな塔を3カ所選んで紹介してみよう。

形がずんぐりとしていて、ユーモラスな味わいがある馬込給水塔=東京都大田区
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形がずんぐりとしていて、ユーモラスな味わいがある馬込給水塔=東京都大田区フルスクリーンで見る 閉じる

 1924年に完成した「駒沢給水塔」(世田谷区弦巻)は、円筒状の2基が鉄橋で連結された“双子の塔”。西欧中世の塔を思わせる外観が魅力的だ。99年まで渋谷方面への給水を担い、以後は災害時に備える応急給水槽となった。独創的な意匠が評価され、土木学会選奨の土木遺産にも選ばれている。周囲を民家などに囲まれた現在、高さ約30メートルの塔の全体を見ることは難しいが、家と家の間からのぞく姿だけでも迫力は十分。
 大田区西馬込の「馬込給水塔」も二つの塔からなり、それぞれ51、54年に完成した。形はずんぐりとしていて、ユーモラスな味わいがある。やはり現在は、応急給水の役割を果たす。(共同)

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