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旧避難区域で伝統の踊り 原発事故後初めて奉納

東日本大震災

旧避難区域で伝統の踊り 原発事故後初めて奉納

更新 sty1708120015
福島県浪江町請戸地区のくさ(=くさかんむりに召)野神社で、伝統の「請戸の田植踊」を奉納する踊り子たち=12日午後 福島県浪江町請戸地区のくさ(=くさかんむりに召)野神社で、伝統の「請戸の田植踊」を奉納する踊り子たち=12日午後
福島県浪江町請戸地区のくさ(=くさかんむりに召)野神社で、伝統の「請戸の田植踊」を奉納する踊り子たち=12日午後
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福島県浪江町請戸地区のくさ(=くさかんむりに召)野神社で、伝統の「請戸の田植踊」を奉納する踊り子たち=12日午後フルスクリーンで見る 閉じる

 東京電力福島第1原発事故の避難指示が3月末に解除された福島県浪江町請戸地区のくさ野神社(「くさ」はくさかんむりに召)で12日、江戸時代から続く伝統芸能「請戸の田植踊」が事故後初めて奉納された。太鼓と歌が響く中、6人の踊り子が鮮やかな着物姿で豊作祈願の舞いを披露した。
 事故前は地元の小学生が踊っていたが、事故後の6年間で年齢層が上がり、今年は県内外に避難している経験者の中学生から大人が担った。
 田植踊は毎年2月に行われていたが、請戸地区は東日本大震災の津波で壊滅状態になり、原発事故の避難区域となった。
 踊りを守ってきた請戸芸能保存会の副会長・佐々木繁子さん(67)は「鎮魂と慰霊のため、今年どうしてもやりたかった」と感慨深げに話した。

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