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在郷軍人の手配文書発見 関東軍が1300人捜索

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在郷軍人の手配文書発見 関東軍が1300人捜索

更新 sty1708120002
 関東軍が所在不明の在郷軍人を捜索するために作成した手配文書のコピー。氏名や職業などが並ぶ(氏名に画像加工をしています)  関東軍が所在不明の在郷軍人を捜索するために作成した手配文書のコピー。氏名や職業などが並ぶ(氏名に画像加工をしています)

 日中戦争が始まる半年前の1937年1月、満州(現中国東北部)を事実上統治していた関東軍が、所在不明の在郷軍人約1300人を捜索するために作成した手配文書が大阪府泉佐野市で見つかったことが11日、分かった。

 関東軍が所在不明の在郷軍人を捜索するために作成した手配文書(大阪府泉佐野市教育委員会提供)
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 関東軍が所在不明の在郷軍人を捜索するために作成した手配文書(大阪府泉佐野市教育委員会提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 日本女子大の吉良芳恵名誉教授(日本近現代史)によると、同様の文書は終戦で廃棄されたとみられ、これまで確認されていない。吉良名誉教授は「網の目のように張り巡らされた召集制度の恐ろしさを垣間見ることができる」と指摘している。

 文書は37年1月9日付でB5判29ページ、題名は「所在不明在郷軍人ノ居所届出ノ件」、差出人は「関東軍司令部」。いろは順に約1300人の氏名が並び、職業、日本の本籍地、満州での在留地などが記されている。本籍地は47都道府県と樺太(現ロシア・サハリン)に広がり、満州国軍の教官もいた。

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