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禁酒令の島、とっくり公開 北海道奥尻、故意に割る?

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禁酒令の島、とっくり公開 北海道奥尻、故意に割る?

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 北海道の奥尻島の遺跡から出土し公開されているとっくり。一部は細かく割れており、禁酒令のために故意に壊された可能性があるという  北海道の奥尻島の遺跡から出土し公開されているとっくり。一部は細かく割れており、禁酒令のために故意に壊された可能性があるという

 約130年前に禁酒令が敷かれた北海道の奥尻島で、同時期に現在の新潟市などで生産された焼酎とっくりが公開されている。島の遺跡から出土し、一部は細かく割れていた。展示している奥尻町の稲穂ふれあい研修センターは「禁酒令を受け、故意に割った可能性がある」と説明している。

 展示品のとっくりを手にする稲穂ふれあい研修センターの稲垣森太学芸員。一部は細かく割れており、禁酒令のために故意に壊された可能性があるという=7月、北海道奥尻町
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 展示品のとっくりを手にする稲穂ふれあい研修センターの稲垣森太学芸員。一部は細かく割れており、禁酒令のために故意に壊された可能性があるという=7月、北海道奥尻町フルスクリーンで見る 閉じる

 同センターや松前町教育委員会によると、1860年~1902年に生産された「越後産焼酎徳利」で、焼酎を詰めてから日本海を渡る北前船で運ばれた。高さ約25センチ、最大直径約14センチで、町内の青苗遺跡から76~77年に5個出土した。割れていた3個は、破片をくっつけて復元した。

 奥尻島では1885~90年に禁酒令が敷かれていた。不漁続きで酒に溺れる漁師が多く、戒めるため現在の町長に当たる「戸長」が禁酒を命じた。違反者には罰金を科したという。

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