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木製柄付きかんな、初出土 石川の弥生遺跡

遺跡・建造物

木製柄付きかんな、初出土 石川の弥生遺跡

更新 sty1707270020
 八日市地方遺跡で出土した「鉄製やりがんな」(石川県埋蔵文化財センター提供)  八日市地方遺跡で出土した「鉄製やりがんな」(石川県埋蔵文化財センター提供)

 石川県埋蔵文化財センターは27日、同県小松市の八日市地方遺跡で、材木を削る際に使う紀元前250年ごろ(弥生時代中期)の「鉄製やりがんな」が出土したと発表した。木の柄が完全に残ったものが出土するのは全国初で、国内最古の資料になるという。

 八日市地方遺跡で出土した「鉄製やりがんな」(石川県埋蔵文化財センター提供)
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 八日市地方遺跡で出土した「鉄製やりがんな」(石川県埋蔵文化財センター提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 愛媛大の村上恭通教授(東アジア考古学)は「刃が鋭いまま残っており、当時の姿がそのまま出てきた。使用状況もよく分かり、考古学的価値は高い」と指摘している。

 センターや村上教授によると、出土したのは日本で鉄器生産が始まる前のかんなで、大陸から伝わったとみられる。岡山、福岡、佐賀の3県でも同時期のかんなの一部が見つかっているという。

 やりがんなは、全長16.3センチで、刃が付いた鉄の長さは5.1センチ。

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