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バーミヤン遺跡の壁画剥落 日本が修復中断、劣化進む

遺跡・建造物

バーミヤン遺跡の壁画剥落 日本が修復中断、劣化進む

更新 sty1707260015
アフガニスタン中部バーミヤン遺跡の石窟を調査するコロンボ氏(左)とユネスコの担当官=19日(共同) アフガニスタン中部バーミヤン遺跡の石窟を調査するコロンボ氏(左)とユネスコの担当官=19日(共同)
アフガニスタン中部バーミヤン遺跡の石窟調査に向かう関係者。足場がないためはしごを使う=18日(共同)
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アフガニスタン中部バーミヤン遺跡の石窟調査に向かう関係者。足場がないためはしごを使う=18日(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 アフガニスタン中部バーミヤンの世界遺産の仏教遺跡群で、治安の悪化に伴い日本が修復作業を中断した石窟内の壁画や天井の一部が、劣化により剥げ落ちていることが26日までに、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の調査で分かった。専門家は修復作業の早期再開が不可欠だとしている。
 バーミヤンの仏教遺跡は5~8世紀の造営とされ、世界最大級の大仏立像2体は2001年、イスラム教の教えに反するとして当時のタリバン政権により破壊された。
 壁画の修復は03年、東京文化財研究所がアフガン情報・文化省と協力して開始。治安悪化で13年以降、日本人専門家が渡航できなくなり中断されている。
 7月中旬にユネスコが本格的な修復保存作業の再開に向け石窟内の調査を実施。その結果、観光客の見学が許可されている東大仏(高さ約38メートル)や西大仏(同約55メートル)があった仏龕近くの石窟内部で、壁画と天井の一部がそれぞれ剥げ落ちているのが見つかった。彩色がある壁画には破損は見られなかった。(共同)

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