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【感彩写論 夏の華】火柱 天に昇る 「風神花火」奈良・三郷町

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【感彩写論 夏の華】火柱 天に昇る 「風神花火」奈良・三郷町

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龍田大社の風鎮大祭。奉納される「風神花火」手筒花火=7月2日、奈良県三郷町(山田哲司撮影) 龍田大社の風鎮大祭。奉納される「風神花火」手筒花火=7月2日、奈良県三郷町(山田哲司撮影)
龍田大社の風鎮大祭。奉納される「風神花火」手筒花火=7月2日、奈良県三郷町(山田哲司撮影)
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龍田大社の風鎮大祭。奉納される「風神花火」手筒花火=7月2日、奈良県三郷町(山田哲司撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 風の神を祀(まつ)る、奈良県三郷(さんごう)町の龍田大社。7月最初の日曜には、風しずめの祭り「風鎮大祭」が行われる。その歴史は675年にさかのぼり、日本書紀にも記述が残る。

 そして祭りのクライマックスが“火のごちそう”である花火をお供えする「風神花火」だ。

 稲作を生業としてきたこの地で、洪水や暴風は、稲の生育に大きな被害を与える。だからこそ台風の季節を前に、風水害を避け、豊作を祈る祭りを、欠かすことなく行ってきた。

 夜9時、境内に手筒花火を手にした氏子が並ぶ。火柱が天に昇り、無数の火の粉が降り注ぐ。

龍田大社の風鎮大祭。奉納される「風神花火」手筒花火=7月2日、奈良県三郷町(山田哲司撮影)
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 カメラを高速シャッターにセットし、望遠レンズで花火を持つ手元を狙う。

 炎と一体となった氏子の手から、光の粒一つ一つがキラキラと浮かんでは消えていく。夏の暑さをひととき忘れさせる“光の風”が吹き抜けた。(写真報道局 山田哲司)

 

 夜空を彩る「夏の華」。7、8月の「感彩写論」は花火が見せる一瞬の表情を伝えます。

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