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「手が届きそうで届かない」 宮里藍、最後の全米OPは41位タイ

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「手が届きそうで届かない」 宮里藍、最後の全米OPは41位タイ

更新 sty1707170008
 最終ラウンド、2番でバーディーパットを沈め、ギャラリーの声援に応える宮里藍=トランプナショナルGC(共同)  最終ラウンド、2番でバーディーパットを沈め、ギャラリーの声援に応える宮里藍=トランプナショナルGC(共同)

 女子ゴルフの今季メジャー第3戦、全米女子オープンは16日、米ニュージャージー州ベッドミンスターのトランプ・ナショナルGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、今季限りで引退を表明している宮里藍(32)は通算4オーバーの41位タイで終えた。中学時代からあこがれた大舞台での優勝は実現できなかったが、「年々レベルが上がってきている中で、最後の年に(決勝ラウンドまでの)4日間戦えたのは良かった」とすがすがしい表情をみせた。

最終ラウンド、通算4オーバーで終えた宮里藍=16日、トランプナショナルGC(上塚真由撮影)
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 36位でスタートした宮里はこの日、2バーディー、4ボギーの74で回った。4日間を通じてショットは好調で安定感があったが、大きくうねりのあるグリーンでパッティングに苦戦。最後の18番でも3打目のロングパットがわずかに反れ、返しの約1メートルのパットも外してボギーとなった。
 「苦しい4日間だった。少しずつ感覚をつかんでいたけれど、読みが甘かった。それが最後のパットにも出たかな」

 最終ラウンド、1番でアプローチショットを放つ宮里藍。通算4オーバーで41位=トランプナショナルGC(共同)
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 最終ラウンド、1番でアプローチショットを放つ宮里藍。通算4オーバーで41位=トランプナショナルGC(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 全米オープン優勝という目標を掲げて、2006年から米ツアーに本格参戦。「全米オープンはなかなか(優勝に)手が届きそうで届かない試合だった。手応えを感じたこともあれば、すごく遠くに感じたときもあった」と振り返った。だが、最後の全米への感慨を聞かれると、「試合すると、そういうのは全然なかった。ある程度やりきったのかな」ときっぱり。
 最終日には宮里のプレーを見届けようと、大勢のギャラリーが集まり、人気者ぶりは健在。日本人だけでなく米国人の観客からも「サンキュー」「ハッピーリタイアメント」と言葉をかけられたと明かし、「米国人の引退の受け取り方はちょっと違う。コングラッチュレーションの気持ちが先にきていて、私もそう受け取っている分、うれしい」と語った。
 父親の優さんも「小さい身体で頑張ってこれたな、というのが実感です」とこれまでの健闘をたたえた。
 メジャーの現役残り試合は、8月の全英女子オープンと9月のエビアン選手権。「自分がどこまで楽しめるか」。最後まで平常心で戦い抜く気持ちを新たにした。(上塚真由)

 最終ラウンド、通算4オーバーでホールアウトした宮里藍=トランプナショナルGC(共同)
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ファンにサインする宮里藍=16日、トランプナショナルGC(上塚真由撮影)
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