産経フォト

津波被害のクジラ館復旧 岩手・山田に再オープン

東日本大震災

津波被害のクジラ館復旧 岩手・山田に再オープン

更新 sty1707150006
 6年4カ月ぶりに再オープンした「鯨と海の科学館」で展示されているマッコウクジラの骨格標本=15日午前、岩手県山田町  6年4カ月ぶりに再オープンした「鯨と海の科学館」で展示されているマッコウクジラの骨格標本=15日午前、岩手県山田町
 復旧工事を終え、6年4カ月ぶりに再オープンした「鯨と海の科学館」=15日午前、岩手県山田町
画像を拡大する
 復旧工事を終え、6年4カ月ぶりに再オープンした「鯨と海の科学館」=15日午前、岩手県山田町フルスクリーンで見る 閉じる

 東日本大震災で甚大な被害に遭い、休館していた岩手県山田町の「鯨と海の科学館」が15日、復旧工事を終えて6年4カ月ぶりに再オープンし、見学の町民らでにぎわった。
 捕鯨基地として栄えた歴史を伝えようと1992年に開館。震災で約8メートルの津波が到達し、屋内に大量のがれきや泥が入り込んだ。目玉である世界最大級とされるマッコウクジラの骨格標本(体長17・6メートル)に大きな損傷はなかったが、資料のほとんどが水に浸った。震災時からの館長で、復旧に尽力してきた湊敏さん(67)は「この日を夢見て頑張ってきたのでうれしい。町民の方々に楽しんでもらいたい」と笑顔を見せた。復旧作業は、がれき撤去や資料の洗浄を延べ約800人のボランティアが手伝い、約9億2千万円かけて映像モニターや魚の剥製といった展示物を更新。震災前と同規模の展示内容を取り戻した。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング