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四季の花や和の香りを作る 武蔵野ワークス 原田知子社長

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四季の花や和の香りを作る 武蔵野ワークス 原田知子社長

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 香水を作る武蔵野ワークスの原田知子社長=東京都小平市  香水を作る武蔵野ワークスの原田知子社長=東京都小平市
 香水を作る武蔵野ワークスの原田知子社長=東京都小平市
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 四季の花の香りや和を連想させる独自ブランドの香水を、原料の仕入れから手掛けて製造しインターネットで販売している。「気負ったおしゃれの一環ではなく、普段使いできる商品を提供したい」と話す。
 欧米と異なり、日本で香水はなじみが薄い。国内製は少なく、大半が海外製だ。「湿気が多い日本の気候に合っていないと匂いが立ち上り、きつく感じてしまう」という。電車内などで周囲を気遣いながら、日頃から気軽に使える優しい香りを作るよう心掛けている。

 フィールドワークは欠かせず、ロウバイの花の香りを求めて埼玉・長瀞に足を運ぶ。本物に近い香り、空の色といった周辺のイメージを大切にする。「東北でローカル線の駅に降り立った際には、土手からふわっと甘い香りがした。ここから商品『葛の花』ができた」

 もとになる香料は300種類ほどで、組み合わせや割合を丁寧に探る。販売するのは約50種類で、顧客からは「花が寄り添ってくれているよう」と好評だ。

 結婚の2年後に通信社を退社。さまざまな匂いに敏感で、一生取り組めることとして香水作りを学べる学校に入った。ネットが普及し始めた1996年、1人で商品の販売を始めた。

 当初、注文が入らない日々が続いたが、数日間商品を身につけて香りを試せるミニボトルを販売、顧客が増えていった。売り上げは伸び続け、スタッフを4人にした。

 「使い慣れていない人こそ、自分が楽しめる好みの一品を選んでほしい」と話す。

 89年慶応大大学院修了。同年ロイター・ジャパン入社。96年に武蔵野ワークス設立。東京都出身。54歳。

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