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「北、最終目標に近づく」 防衛省・自衛隊に危機感

自衛隊・ミリタリー

「北、最終目標に近づく」 防衛省・自衛隊に危機感

更新 sty1707040024
防衛省の敷地内に配備されている地対空誘導弾パトリオット(PAC3)=4日午後、東京都新宿区(松本健吾撮影) 防衛省の敷地内に配備されている地対空誘導弾パトリオット(PAC3)=4日午後、東京都新宿区(松本健吾撮影)

 北朝鮮が4日に発射したミサイルについて防衛省・自衛隊は危機感を強めている。大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性があるためで、自衛隊幹部は「想定していたこととはいえ、北朝鮮のミサイル開発が米本土に到達させるという最終目標に近づいていると認識せざるを得ない」と指摘する。

防衛省の敷地内に配備されている地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を警備する自衛隊員=4日午後、東京都新宿区(松本健吾撮影)
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防衛省の敷地内に配備されている地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を警備する自衛隊員=4日午後、東京都新宿区(松本健吾撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 防衛省では、この時期のミサイル発射は予想されていた。6月30日に米韓首脳会談が行われ、挑発する側の北朝鮮にとってはミサイルを発射する格好のタイミングにあたるためだ。防衛省幹部は「週末からいつ発射されてもおかしくないと警戒しており、発射まで一拍置いた印象だ。いつも以上に最終準備に時間をかけたのかもしれない」との見方を示す。

 自衛隊幹部が注目するのは、6月21日に北朝鮮が実施したととされるロケットエンジンの燃焼実験との関連だ。実験はミサイルの能力向上や射程の延伸に向けたもので、このときのエンジンが発射に使われるかどうか注視していたという。「後で振り返れば、今回のミサイル発射で北朝鮮の脅威が格段に増したと位置づけられる可能性もある」と分析する。

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