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【大山文兄のV1ウオッチ#37】美しいCA? にレンズは釘付け

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【大山文兄のV1ウオッチ#37】美しいCA? にレンズは釘付け

更新 sty1706280017
V1スポットに駐機するチェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085)。タラップから見下ろす美女はCAだろうか? レンズが釘付けになってしまいました =27日午後、羽田空港 (大山文兄撮影) V1スポットに駐機するチェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085)。タラップから見下ろす美女はCAだろうか? レンズが釘付けになってしまいました =27日午後、羽田空港 (大山文兄撮影)
RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 27日午後、チェコ共和国のソボトカ首相が実務訪問賓客として東京・羽田空港に初来日しました。使用された機体はチェコ空軍のAirbus A319-115CJ。コールサインはチェコ・エアフォース・ゼロ・ツーです。大統領搭乗機がゼロ・ワンを名乗ると思われることから、首相搭乗機はゼロ・ツーになったのだと思われます。

RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 2カ月ぶりのV1ウオッチでしたが、ソボトカ首相の来日取材、予想通り取材者は私1人のみでした。この日は官邸で夕方から日チェコ首脳会談が行われ、共同会見も行われます。そちらの方が絵になることは分かっておりますが、私の場合はどちらかというと搭乗者よりも搭乗機が取材対象。デスク業務が忙しく、しばらく撮影にも出ていなかったため、競争相手のいないリハビリにはもってこいの取材です。

RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 今回の来日に使用されたチェコ空軍のA319ですが、数ある来日機の中でも抜群のカラーリングだと思います。遠くから見ると濃いシルバーにも見えるのですが、間近で見ると光線状態で薄いグレーにも濃いグレーにも見える不思議な配色。

RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 機体中央には国旗のカラーであるブルー、ホワイト、レッドの3色が絶妙に配色され、機首側はホワイトとブルー、それが尾翼側に向かうにしたがってブルーからレッドにグラデーションのように変化していきます。エンジンの両脇には空軍旗が描かれ、尾翼には巨大な国章。小さなA319という機体ながら見ていて飽きがきませんでした。

RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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 チェコの国名ですが、東西冷戦、ベルリンの壁を知っている世代にとっては、チェコよりもチェコスロバキアという国名の方がなんとなくしっくりときます。1989年にビロード革命によって共産主義体制が終結し、1993年にスロバキアと平和裏に分離、独立し現在に至っております…などと毎回知ったかぶりのコラムを書いているのですが、私がいつも参考にしているのが外務省のホームページです。世界の辞書とも言われるウィキペディアで調べる方が大多数だとは思いますが、1度外務省のホームページを見てください。あえてリンクは張りませんが情報の宝庫なのです。

RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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RW34Rにランディングし、V1スポットに向かってタキシングする、チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 まず私のようにメディアに勤めていれば、要人の来日日程、V1スポットでの撮影設定などの情報はさまざまなルートで入ってきます。実は一般の方々でも時間までは記されておりませんが、外務省ホームページの報道発表で事前に知ることができます。この掲載はメディアへの発表と同じタイミングで行われており、当然見ているとは思いますが、航空ファンならば要チェックです。

V1スポットに駐機するチェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085)。尾翼には国章の二つの尾を持つライオンが描かれている =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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V1スポットに駐機するチェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085)。尾翼には国章の二つの尾を持つライオンが描かれている =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 通常は来日の数週間前に発表されることが多いのですが、来日前日に発表されることも多く、航空ファンならば必ず就寝前にチェックする習慣をつけた方がよいと思います。報道発表で事前に日程を知ることでどんなメリットがあるのか? まずはサラリーマンの方々ならば、会社への休暇届など早めにその日に備えて手を打つことができます。私は使用される機体などの情報収集、勤務の変更を頼んだり、来日には余裕を持って備えたいですからね。

ソボトカ・チェコ共和国首相来日のため、V1スポットに到着したチェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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ソボトカ・チェコ共和国首相来日のため、V1スポットに到着したチェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085) =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 ところが、毎日更新される報道発表のほとんどは、来日情報とは関係のないものばかりです。あくまでも噂ですが、閲覧者の多くは航空ファンだともいわれており(見ても楽しい内容は書かれておりませんし…)もう少し来日情報だけでも別枠で分かりやすく掲載して頂けると大変ありがたいと思っております。

チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085)で来日した、ソボトカ・チェコ共和国首相 =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085)で来日した、ソボトカ・チェコ共和国首相 =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 そして外務省ホームページのすごさは来日情報だけではありません。各国の間違いのない(ここが重要です)最新情報が掲載されており、当然ながら外務省のお墨付き情報です。例えばチェコに関してですが、2004年にEUに加盟しましたが、通貨はチェコ・コルナのままです。ユーロ導入に関しては、ソボトカ政権は優先課題であるとしながらも、近い将来にユーロの導入はあり得ないとする金融当局者の声なども多く、導入時期は未定、と記されております。経済記者ならばこれだけの情報で知ったかぶりのうんちく原稿を何十行でも書けると思うのですが、やはり重要なのは外務省が集めた生の正しい情報であるということだと思います。

チェコ空軍の特別機(エアバスA319-115CJ・機体番号3085)で来日した、ソボトカ・チェコ共和国首相 =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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 このほかにも一般事情、政治体制・内政、外交・国防、経済、日本との二国間関係などが掲載されており、航空ファンだけでなく、もっと一般の方々も積極的に利用された方がよいと思っております。ここまでべた褒めしてきましたが、今回残念だったのが、ソボトカ首相の略歴が報道発表に添付されていなかったことです。通常ならば来日要人の顔写真付きで、生年月日、出身地、学歴、経歴、家族構成、趣味、使用言語、訪日歴などが記載され、夫人同伴ならば同じく夫人の分もPDFで添付されております。参考情報として記されていたのは「今回初めての訪日」、「安倍総理大臣との会談歴なし」の2行のみだけでした。

全ての荷物を身にまといながら、ソボトカ・チェコ首相の来日を撮影する同行カメラマン。日本人にはまねできませんね =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)
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全ての荷物を身にまといながら、ソボトカ・チェコ首相の来日を撮影する同行カメラマン。日本人にはまねできませんね =27日午後、羽田空港(大山文兄撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 外務省ホームページの愛用者としてあえて苦言を書かせていただくならば、今年はせっかくの日チェコ国交回復60周年の記念すべき年です。両国の友好を深める意味でもソボトカ首相ってどんな人物なのかの経歴だけは欲しかったですね…。(写真報道局・大山文兄)

◇◆◇

2017年6月28日のまとめ
【チェコ共和国・特別機】

搭乗者:ボフスラフ・ソボトカ・チェコ共和国首相
来日目的:実務訪問賓客
運航:チェコ空軍
使用機材:Airbus A319-115CJ
機体番号:3085
コールサイン:CEF02(チェコ・エアフォース・ゼロ・ツー)
使用滑走路:RW34R
スポット:V1(スポットイン14:40)

☆V1ウオッチ全編は 【コチラから】

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