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作者は北陸由来の縄文人? 沖縄出土の東北系土器

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作者は北陸由来の縄文人? 沖縄出土の東北系土器

更新 sty1705190008
 沖縄県北谷町の平安山原B遺跡で出土した「亀ケ岡式土器」様式とみられる土器片  沖縄県北谷町の平安山原B遺跡で出土した「亀ケ岡式土器」様式とみられる土器片
 青森県の亀ケ岡石器時代遺跡から出土した土器(青森県立郷土館所蔵、同館提供)
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 青森県の亀ケ岡石器時代遺跡から出土した土器(青森県立郷土館所蔵、同館提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 沖縄県北谷町教育委員会は19日、同町で見つかった縄文時代晩期の東北を代表する「亀ケ岡式土器」様式とみられる土器片を分析した結果、北陸や中部地方の人が西日本に来て作った可能性があると発表した。
 分析した弘前大の関根達人教授(考古学)は「亀ケ岡式土器を知る北陸や中部の人が、九州などに来て作ったのではないか。人や情報のダイナミックな移動を示す貴重な発見だ」と話した。

 関根教授によると、土器片は浅鉢の台部分。成分を調べた結果、約7300年前に西日本一帯に降り積もった鹿児島県沖の海底火山の灰を含んでいた。

 また、亀ケ岡式土器の特徴として「工」の字を横に連ねたような文様があるが、見つかった土器片には工の字が2段重ねであしらわれ、北陸や中部地方で発掘されたものに似ていたという。

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