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「無事で安心した」「お疲れさま」 南スーダンPKO第1陣帰国

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「無事で安心した」「お疲れさま」 南スーダンPKO第1陣帰国

更新 sty1704190009
南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。青森駐屯地で家族らが出迎えた=19日、青森市(飯田英男撮影) 南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。青森駐屯地で家族らが出迎えた=19日、青森市(飯田英男撮影)
南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。青森駐屯地で帰国を報告した=19日、青森市(飯田英男撮影)
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南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。青森駐屯地で帰国を報告した=19日、青森市(飯田英男撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収する陸上自衛隊11次隊の第1陣として約70人が19日、帰国した。「駆けつけ警護」などの新任務を付与されて活動に当たっていた同隊だが、部隊の中心だった第9師団の本拠地がある陸自青森駐屯地(青森市)では家族らが帰還を出迎え、約5カ月ぶりの元気な姿に「無事で安心した」「任務お疲れさま」とねぎらった。

南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。青森駐屯地で家族らが出迎える中、帰国を報告した=19日、青森市(飯田英男撮影)
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南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。青森駐屯地で家族らが出迎える中、帰国を報告した=19日、青森市(飯田英男撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 正午ごろ、アフリカの南スーダンから帰還した隊員を乗せたバス2台が青森駐屯地に入ってくると、音楽隊が行進曲を演奏し、隊員の家族約70人や留守を預かっていた同僚隊員らが花道をつくって拍手を送った。

 続いて左肩に日の丸のワッペンがあしらわれた迷彩服に、青色のベレー帽を身に付けた隊員が4列縦隊になって目の前を行進。家族の列には、赤ちゃん連れの女性や小さい子供の姿も目立ち「お帰りなさい」「お父さんだ」と手を振った。

南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。桜が咲き始めた青森駐屯地で家族らが出迎える中、帰国を報告した=19日、青森市(飯田英男撮影)
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南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。桜が咲き始めた青森駐屯地で家族らが出迎える中、帰国を報告した=19日、青森市(飯田英男撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 11次隊は約350人で、昨年11~12月に派遣され、道路補修などに従事。5月末までに順次、帰国する予定で、現在まで駆け付け警護は実施されていない。

 行進後、第9師団長の納冨中(のうとみ・みつる)陸将に、第1陣を代表して石井究(きわむ)3佐(34)が帰還の報告をすると、納冨陸将は「日本人として自衛官としての誇りを胸に、作戦に十分貢献してくれた。諸官の努力に敬意と感謝を表したい」と述べた。

南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。桜が咲き始めた青森駐屯地で家族らが出迎える中、帰国を報告した=19日、青森市(飯田英男撮影)
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南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。桜が咲き始めた青森駐屯地で家族らが出迎える中、帰国を報告した=19日、青森市(飯田英男撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 隊員が健康診断を済ませるまで、家族はその場でのふれあいは“お預け”となったが、月末に第2子を出産予定という青森市の20代女性は、夫の帰国に「無事に帰ってきてよかった」。現地からメールで「元気にやっているよ」と連絡を受けていたが、「心配していたので」と笑顔を見せた。父の30代隊員が行進する姿を見たという女児は「お父さん、かっこよかった」とうれしそうに話した。

 一方、長男(29)が部隊警備の役割を担っていたという青森市の男性会社員(56)は「駆けつけ警護は任務なので(機会が生じたら)果たしてくれればと思っていた。だけど、何事もなくてほっとしている」と心境を語った。

南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。青森駐屯地で家族らが出迎えた=19日、青森市(飯田英男撮影)
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 陸自によると、駆けつけ警護などの任務については法律的な裏付けができたことで、事前の訓練も従来より「しっかりとした内容」ができるようになった。報道陣の取材に応じた石井3佐は駆けつけ警護への不安について問われ、「派遣前に新任務に伴う訓練もしてきたので不安はなかった」と答えた。

南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、帰国した陸上自衛隊部隊の第1陣。青森駐屯地で家族らが出迎える中、帰国を報告した=19日、青森市(飯田英男撮影)
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 また、宿営地があった首都ジュバの治安情勢は安定していたとし、「日々情勢を確認して安全を確保し、緊張感を持って活動していた。無事に帰国できてほっとしている」と述べた。

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