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ウド、最後の地下栽培 米軍施設返還で立ち退き

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ウド、最後の地下栽培 米軍施設返還で立ち退き

更新 sty1703180018
 地下約5メートルの「室」で栽培され収穫の最盛期を迎えた「軟化ウド」=18日、横浜市瀬谷区  地下約5メートルの「室」で栽培され収穫の最盛期を迎えた「軟化ウド」=18日、横浜市瀬谷区
 地下の「室」で収穫される「軟化ウド」=18日、横浜市瀬谷区
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 真っ暗な通路を進み地下約5メートルの「室」に入った。電灯をつけると湿気のこもった空間の一面に日光を浴びずに育った白くひょろりと伸びたウドが茂っていた。
 横浜市瀬谷区。かつて在日米海軍「上瀬谷通信施設」だった敷地で「軟化ウド」の収穫が最盛期を迎えている。地下の温度と湿度で育ったウドは地上で収穫される緑色の「山ウド」に比べあくが少なく柔らかいという。

 しかし、約50年続いた地下栽培は今シーズンで最後。2015年に敷地が国に返還されたのを機に立ち退きが決まった。

 ビニールハウスで「軟化ウド」の栽培を行う高橋功さん=18日、横浜市瀬谷区
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 農家の高橋功さん(57)は、立ち退き後も地上のビニールハウスで栽培を続けようと試行錯誤している。温度管理など課題もあるが、4月に収穫予定だ。軌道に乗れば、一度は諦めた農家も再び始めるかもしれない。「地元の特産品ブランドとして残していきたい」

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