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印の牛追い祭り巡り混乱 動物虐待か伝統文化か

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印の牛追い祭り巡り混乱 動物虐待か伝統文化か

更新 sty1702230016
 インド南部マドゥライで行われた牛追い祭り「ジャリカットゥ」=2011年(PTI通信提供・共同)  インド南部マドゥライで行われた牛追い祭り「ジャリカットゥ」=2011年(PTI通信提供・共同)
 インド南部チェンナイで、牛追い祭りの再開を求めてデモをする住民ら=1月23日(PTI通信提供・共同)
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 インド南部チェンナイで、牛追い祭りの再開を求めてデモをする住民ら=1月23日(PTI通信提供・共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 インド南部の主要民族タミル人による勇壮な牛追い祭りを巡り騒ぎが広がっている。動物虐待として禁止を命じた最高裁の判断に対し、伝統文化として住民らが再開を求めて抗議デモ。同国で少数派ドラビダ系のタミル人の文化が軽んじられていると憤る複雑な民族感情が一因との見方もある。

 牛追い祭りは「ジャリカットゥ」と呼ばれ、牛の背中のこぶにしがみついたままゴールを目指す伝統行事。毎年1月に南部タミルナド州の村々で行われていた。

 牛を興奮させるためアルコールを飲ませたり、唐辛子を体の一部に塗ったりするとされ、「虐待だ」と非難する動物愛護団体の訴えを受けて最高裁は2014年に禁止を言い渡した。

 最高裁決定の撤回を求める訴えが昨年退けられたのを機に、1月から数万人規模のデモが起こり一時は暴動も。強行された祭りでは死傷者も出た。(ニューデリー共同)

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