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森田氏「人類の知的財産」 ニホニウム命名決定に喜び

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森田氏「人類の知的財産」 ニホニウム命名決定に喜び

更新 sty1612010007
新元素名が正式に「ニホニウム」と決まったことを受け、福岡市内で記者会見する森田浩介・九州大教授(左)ら=1日午前 新元素名が正式に「ニホニウム」と決まったことを受け、福岡市内で記者会見する森田浩介・九州大教授(左)ら=1日午前
記者会見で元素周期表の新元素「ニホニウム」の位置を指さす森田浩介・九州大教授(中央)=1日午前、福岡市
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記者会見で元素周期表の新元素「ニホニウム」の位置を指さす森田浩介・九州大教授(中央)=1日午前、福岡市フルスクリーンで見る 閉じる

 理化学研究所のチームが合成した新元素名が正式に「ニホニウム」と決まったことを受け、チームを率いた森田浩介・九州大教授らは1日、福岡市で記者会見した。森田氏は「人類の知的財産として蓄積されることを、大変うれしく思う」と語った。元素を日本の科学者が命名したのは初めてで、アジアの中でも初の快挙。
 「周期表は化学の大きなレガシー(遺産)。その中に日本の冠がついた元素があることは、感慨深い」と語った森田氏。いずれ新元素が教科書などにも記されることから、子どもたちに「ニホニウムを誇らしく思い、少しでも科学に興味を持ってほしい」と期待した。
 同席した理研の松本紘理事長は「研究所の特色を生かし、粘り強く成果を出された」と笑顔でたたえた。
 ニホニウムは、原子番号30の亜鉛を同83のビスマスにぶつけ、核融合させてつくられた。森田氏らは2004~12年、埼玉県和光市にある理研の加速器で、計3回の合成に成功した。

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