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伊避難所に間仕切り 建築家の坂茂さん

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伊避難所に間仕切り 建築家の坂茂さん

更新 sty1611190006
 18日、イタリア中部地震の被災地カメリーノの避難所で、建築家の坂茂さんらが設置した間仕切りの中でくつろぐ被災者(坂茂建築設計提供・共同)  18日、イタリア中部地震の被災地カメリーノの避難所で、建築家の坂茂さんらが設置した間仕切りの中でくつろぐ被災者(坂茂建築設計提供・共同)

 世界的に有名な建築家の坂茂さん(59)が18日、10月のイタリア中部地震の被災地、マルケ州カメリーノの避難所に紙筒と布を組み合わせた間仕切りを設置した。海外での実用は初めて。坂さんは「プライバシーの確保は最低限の人権」と強調、「世界各地の避難所の環境改善を進めたい」と話した。

 18日、イタリア中部地震の被災地カメリーノの避難所で、設置した間仕切りについて説明する建築家の坂茂さん(右端)(坂茂建築設計提供・共同)
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 18日、イタリア中部地震の被災地カメリーノの避難所で、設置した間仕切りについて説明する建築家の坂茂さん(右端)(坂茂建築設計提供・共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 坂さんは世界各地で災害被災地の支援を手掛け、これまでに阪神大震災や東日本大震災、2011年のニュージーランド地震など国内外で仮設住宅や建物の設計、建築に取り組んできた。避難所のプライバシー保護のために考案した間仕切りシステムは、4月の地震で被害を受けた熊本県や大分県の避難所にも設置された。
 坂さんは18日、高齢者や貧困者が身を寄せるカメリーノの避難所を訪れ、地元の大学生らと協力して間仕切りを作製。紙筒で枠組みを作り、四方を白い布で覆う構造で、手軽に立てられるのが特徴だ。被災者らは「使い心地が良い」「周囲の音が聞こえにくくなった」と喜んでいたという。(共同)

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