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【感彩写論】光の泡 昆陽池公園 PM3:33

生き物

【感彩写論】光の泡 昆陽池公園 PM3:33

更新 sty1610230003
きらきらと輝く水辺にたたずむアオサギ =午後3時33分、兵庫県伊丹市(浜坂達朗撮影) きらきらと輝く水辺にたたずむアオサギ =午後3時33分、兵庫県伊丹市(浜坂達朗撮影)
昆陽池公園の貯水池の岸辺にたたずむアオサギ =兵庫県伊丹市(浜坂達朗撮影)
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昆陽池公園の貯水池の岸辺にたたずむアオサギ =兵庫県伊丹市(浜坂達朗撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 季節が移ろう10月初旬の長雨には手を焼いた。週末、カメラを手に出かけようとするとポツポツと雨粒。いつになったら撮影できるのだろう…。締め切りが近づき焦っていると、予報に反して日が差してきた。

 何はともあれ、野鳥の楽園、兵庫県伊丹市の昆陽池公園に急ぐ。狙いは水面のきらめきと水鳥のシルエット。

 野鳥観察橋の近くには、コブハクチョウやカルガモが浮かんでいるが、池が凪(な)いで、思うように光が反射してくれない。

昆陽池公園の貯水池の岸辺にたたずむアオサギ =兵庫県伊丹市(浜坂達朗撮影)
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 少し歩くと貯水池が見えてきた。浄化のために水を循環させているそうで、さざ波がたちキラキラしている。池の端に、アオサギの姿が見えた。

 「もう少し待って」と祈りながら、逆光になるポジションまで走る。

 息を切らしながら“飛び道具”の「ミラーレンズ」を取り出す。鏡を使って、小さなサイズで600ミリ相当を実現したスグレもの。

 撮影しているうちに日が傾いていく。すぐに飛び立つかと思ったアオサギは、水面の表情の変化を楽しむように、光の泡の中、じっとたたずんでいた。(浜坂達朗)

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