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マイクロビーズ規制広がる 米欧禁止へ、日本出遅れ

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マイクロビーズ規制広がる 米欧禁止へ、日本出遅れ

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 フィリピンのマニラ湾に打ち上げられたごみの中からプラスチックのカップを集める人=8月(ロイター=共同)  フィリピンのマニラ湾に打ち上げられたごみの中からプラスチックのカップを集める人=8月(ロイター=共同)
 マイクロプラスチックを体内に取り込んだヨーロピアンパーチの稚魚。小さな丸い粒がマイクロプラスチック(スウェーデンのウプサラ大提供)
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 マイクロプラスチックを体内に取り込んだヨーロピアンパーチの稚魚。小さな丸い粒がマイクロプラスチック(スウェーデンのウプサラ大提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 大量に海を漂い環境破壊が懸念されている微細なプラスチックごみ「マイクロプラスチック」の一種で、洗顔料などに含まれる粒子マイクロビーズを規制する動きが国際的に広がっている。米国では昨年、製品への使用を禁じる法律が成立。英国のメイ政権も先月、来年末までに使用を禁じる方針を表明した。プラスチックごみによる海洋汚染食い止めへの第一歩だが、日本では法規制の具体的な動きはなく、出遅れている。

 マイクロプラスチックは主に、ごみとして海に流れ込んだレジ袋やペットボトルなどが紫外線や波で砕かれ5ミリ以下の大きさになったもの。汚れや古い角質を落とす目的で洗顔料などに使われるマイクロビーズは、うち1割程度とみられている。プラスチックにはポリ塩化ビフェニール(PCB)など有害物質を吸着する性質があり、これをのみ込んだ魚や海鳥が体内に蓄積、人体への影響も懸念される。(共同)

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