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カツオ漁に環境配慮の認証 宮城、復興後押し期待

東日本大震災

カツオ漁に環境配慮の認証 宮城、復興後押し期待

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「海のエコラベル」を取得した明豊漁業のカツオの水揚げ=9月、静岡県・焼津港(MSC提供) 「海のエコラベル」を取得した明豊漁業のカツオの水揚げ=9月、静岡県・焼津港(MSC提供)
「海のエコラベル」を取得した明豊漁業の関係者ら=宮城県塩釜市(MSC提供)
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「海のエコラベル」を取得した明豊漁業の関係者ら=宮城県塩釜市(MSC提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 宮城県塩釜市の「明豊漁業」が17日、環境保全や資源管理に配慮した漁業にお墨付きを与える国際機関の認証「海のエコラベル」を取得した。カツオとビンナガマグロの一本釣りが対象。認証の取得は東北初で、東日本大震災からの復興を後押しする取り組みとして注目される。
 英国に本部を置く国際NPOで、制度を運営する海洋管理協議会(MSC)が発表した。日本では京都府のアカガレイ漁と北海道のホタテガイ漁に続き3例目。世界で約300の取得例がある。
 明豊漁業の松永賢治社長は「伝統漁法の一本釣りは、乱獲をせず、資源を管理する観点で優れている。復興を目指す中で、エコラベル取得により他社との違いを出せると考えた」と話した。
 震災で工場が被災した塩釜市の水産加工会社が2012年、原材料を自ら安定的に確保するため明豊漁業を設立した。2隻の漁船を使い、カツオとビンナガマグロの年間漁獲量は計約3千トン。認証を受けると魚のマークが入った青色のラベルを漁獲物に貼って販売できる。

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