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シリア空爆、米ロ応酬 安保理会合、強い相互不信

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シリア空爆、米ロ応酬 安保理会合、強い相互不信

更新 sty1609220003
 シリア情勢を議論する国連安保理の会合。奥中央は安倍首相 =21日、米ニューヨーク(代表撮影・共同)  シリア情勢を議論する国連安保理の会合。奥中央は安倍首相 =21日、米ニューヨーク(代表撮影・共同)

 国連安全保障理事会は21日、停戦崩壊の危機にあるシリア情勢を議論するハイレベル会合を開いた。停戦維持は米国とロシアが歩み寄れるかどうかが焦点だが、国連支援車両が19日に空爆を受けたとされる問題で両国の主張の応酬となり、互いの不信感の強さをうかがわせた。

 21日、国連安保理の会合で発言するケリー米国務長官(ロイター)
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 ケリー米国務長官は国連支援車両への攻撃でロシアの停戦に向けた姿勢に「深刻な疑問を持った」と主張。ロシアのラブロフ外相は「公正な調査が必要だ」と述べ、ロシアに責任があるとの米政府の見方をけん制した。

 国連の潘基文事務総長は攻撃を非難。「シリアでの停戦を回復しなければならない」と訴え、各国に対して「影響力を発揮することを促す」と述べた。

 21日、国連安保理の会合で発言するロシアのラブロフ外相(ロイター)
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 シリアのアサド政権軍は19日、反体制派の違反などを理由に停戦の終了を宣言したが、米政府は停戦を延長する用意があると表明した。ケリー氏は会合でシリア安定の重要性は「国際社会が合意していることだ」と強調し、停戦維持を訴えた。ラブロフ氏は停戦には内戦に関与する全勢力が「同時に行動する必要がある」と述べた。

 シリア情勢を議論する国連安保理のハイレベル会合で発言する安倍首相 =21日、米ニューヨーク(代表撮影・共同)
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 会合には安倍晋三首相も出席した。「停戦が危うくなっている状況を憂慮する」と述べ、安保理の結束を訴えた。(ニューヨーク共同)

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