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「核なき抑止力」模索か オバマ政権の意向にじむ

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「核なき抑止力」模索か オバマ政権の意向にじむ

更新 sty1609210014
ソウル南方の米空軍烏山基地に着陸した米軍のB1戦略爆撃機=21日(聯合=共同) ソウル南方の米空軍烏山基地に着陸した米軍のB1戦略爆撃機=21日(聯合=共同)

 米軍が21日、核搭載能力がないB1戦略爆撃機を韓国に派遣した。5回目の核実験を強行した北朝鮮への対抗策で、13日に続き2回目。核兵器の役割縮小を目指すオバマ政権の意向を反映、「核の傘」を誇示する手法から脱却し「核なき抑止力」を模索している様子がうかがえる。

ソウル南方の米空軍烏山基地に着陸した米軍のB1戦略爆撃機=21日(聯合=共同)
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 米軍は今年1月の北朝鮮による4回目の核実験の後、核搭載可能なB52戦略爆撃機などを朝鮮半島に派遣。核の抑止力を同盟国の日本や韓国に示した。
 一方、5回目の核実験後に派遣されたB1は、1980年代半ばの配備当初は核搭載型だったが、その後戦略核の運用から除外。2011年発効の米ロ新戦略兵器削減条約(新START)に基づき、核兵器を搭載できないよう改造された。
 国防総省当局者は「超音速飛行が可能な上、兵器の積載量が空軍最大」と利点を強調。14年から搭載されたステルス性の優れた巡航ミサイルは、核兵器が保管されるような「厳重防備の施設も攻撃できる」(開発責任者)という。(共同)

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