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フェラーリに乗りたい! 夢かなえる費用は…4000万円超 

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フェラーリに乗りたい! 夢かなえる費用は…4000万円超 

更新 sty1512210009
コーンズ大阪ショールームに展示された「カリフォルニアT」(手前)。奥は「458スパイダー」 =大阪・御堂筋(土井繁孝撮影) コーンズ大阪ショールームに展示された「カリフォルニアT」(手前)。奥は「458スパイダー」 =大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)
「御堂筋オータムパーティー2015」で、「ラ・フェラーリ」や「エンツォ・フェラーリ」を先頭に大阪・御堂筋をパレードする100台のフェラーリ =11月29日、大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)
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「御堂筋オータムパーティー2015」で、「ラ・フェラーリ」や「エンツォ・フェラーリ」を先頭に大阪・御堂筋をパレードする100台のフェラーリ =11月29日、大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 フェラーリはなぜ、これほどまでに人々の心を熱くするのか。流れるような美しいボディライン、時速300キロ超へ誘う官能的エンジン、一貫してスポーツカーを造り続けた企業理念…。庶民にとって高根の花だが、どんなクルマなのか。世界が憧れるスーパーカーに迫った。

 11月29日に行われた「御堂筋オータムパーティー2015」。フェラーリのF1マシンや歴代名車を一目見ようと、沿道は大勢のファンで埋め尽くされた。

「F458スパイダー」の運転席 =大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)
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「F458スパイダー」の運転席 =大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 世界限定499台でフェラーリ初のハイブリッド車「ラ・フェラーリ」や2002年に発表された限定車「エンツォ・フェラーリ」など、普段見ることのできないマシンがズラリと並んだ。

 ため息交じりに写真やビデオを撮っていた人々は、フェラーリに対する憧れのまなざしを送っていた。

「F458スパイダー」の運転席 =大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)
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 では、庶民がフェラーリを手に入れるにはどうすればいいのか。「コーンズ大阪ショールーム」の田中圭三さんに話を聞いた。

 ―― 値段は

 「一番人気は、デビューしたばかりの『488GTB』で3070万円。注文を受けてから車を作るため納車まで18カ月かかります。税金や諸費用、そしてオプションを含めた総支払額は4000万円近くになるケースもあります」

「カリフォルニアT」のエンジン =大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)
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「カリフォルニアT」のエンジン =大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 ―― オプションの種類は

 「大きく分けて80種類。さらに細分化され、ボディカラーやインテリアはもちろん、シートベルトの色や内装を縫う糸まで選べます」

 “世界に同じフェラーリは2台とない”というのもうなずける。ただオプションだけで、高級国産車が買えるくらいの値段になってしまう。

ずらりと並んだ100台のフェラーリを一目見ようと大勢の人たちが御堂筋を埋めつくした =11月29日、大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)
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ずらりと並んだ100台のフェラーリを一目見ようと大勢の人たちが御堂筋を埋めつくした =11月29日、大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 最近発売された中で最も高価なのが「ラ・フェラーリ」で1億6千万円。限定車のためすでに市販されていないが、中古で2億~3億円といわれている。ここまでくると車といっていいものか…。

 田中さんは、フェラーリの魅力について「フェラーリは夢を与えることのできる車、その夢を実現するお手伝いができれば」と話す。フェラーリに憧れる庶民は宝くじを買い続けるしかない?(写真報道局 土井繁孝)

                    ◇     

少年たちを熱くさせたカウンタックとの闘い

「御堂筋オータムパーティー2015」に参加した「ラ・フェラーリ」。1億6千万円という価格だが日本に30台ほどあるという =11月29日、大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)
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「御堂筋オータムパーティー2015」に参加した「ラ・フェラーリ」。1億6千万円という価格だが日本に30台ほどあるという =11月29日、大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

  フェラーリってどんな会社?

  高級スポーツカーを製造するイタリアの自動車メーカーだ。アルファ・ロメオ社のドライバーだったエンツォ・フェラーリ氏が1947年に創業した。50年からF1グランプリに参戦し、一度も欠場していない唯一のメーカーだ。

  どんな車があるの?

  当初は12気筒エンジンの超高級GTカーだけを生産していたが、ディーノと呼ばれる2000cc、V6エンジン搭載車も追加した。

  日本でもスーパーカーブームで一躍有名になったね

  70年代にはライバルのランボルギーニ・カウンタックに対抗するため、初のミッドシップ12気筒車「365GT4BB」を投入する。流麗なデザインは当時の少年たちの憧れの的だった。その後「512BB」へと進化した。

ずらりと並んだ100台のフェラーリを一目見ようと大勢の人たちが御堂筋を埋めつくした =11月29日、大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)
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ずらりと並んだ100台のフェラーリを一目見ようと大勢の人たちが御堂筋を埋めつくした =11月29日、大阪・御堂筋(土井繁孝撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

  80年代は?

  BBシリーズに代わる旗艦モデルとして84年、「テスタロッサ」が登場。87年には創立40年を記念して「F40」が作られた。478馬力で最高速度324キロを誇った。

  高価だけど、販売はどう?

  エンツォの死去後、91年にルカ・ディ・モンテゼーモロ氏が社長に就任。市販車の劇的な品質向上を果たし「F355」や「456GT」「550マラネロ」「360モデナ」などを相次ぎ発表。主要市場である日米欧の販売は絶好調だ。 

■360°パノラマで見る「フェラーリ『488 GTB』の運転席」

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