左上腕付近に負傷を抱えながらも３場所連続優勝を狙う横綱稀勢の里は、受け身に回りながらも平幕千代翔馬を寄り倒しで下し、連敗を免れて３勝目を挙げた。

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千代翔馬（右）に苦戦する稀勢の里＝１８日、東京都墨田区の両国国技館（撮影・早坂洋祐）キヤノン EOS-1D X:EF24-105mm F4L IS Ⅱ USMフルスクリーンで見る 閉じる

　右上手を許す苦しい展開。左下手は中途半端で力が入らない形のまま足技などを仕掛けられた。横綱は攻め続ける相手の左下手投げをこらえ、一枚まわしながらも右上手を引くと左を差し、最後は土俵際で体をあずけるように寄り倒した。