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双葉町体育館 取り壊しへ【東日本大震災パノラマ】Vol.517

東日本大震災

双葉町体育館 取り壊しへ【東日本大震災パノラマ】Vol.517

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双葉町体育館 取り壊しへ【東日本大震災パノラマ】Vol.517

 福島第1原発事故で全町避難が続く双葉町。町体育館は地震発生当時のままだ。天井がはがれ落ち床一面に広がっている。町によると当時、利用している人はいなく、けが人はいなかったという。震災前、町民のスポーツや成人式、選挙の開票作業などに使用されていた町体育館は築約50年。今夏までに取り壊される予定だ。

 この体育館の横には、「原子力 明るい未来のエネルギー」の標語の看板があったが、2015年末に撤去され、町役場に保管されている。

 町などが昨秋に行った調査によると、帰還を望む町民は12%に留まっている。多くの町民が避難先で生活基盤が固まっているという。

 町秘書広報課の橋本靖治さんは「7年が経ち、これからは復興に向けて計画が具体化される時期を迎える。町としては、文化と歴史を守る努力をしながら、戻りたい人が安心して戻れるような環境をつくっていきたい」と話した。(2018年3月8日、植村光貴撮影)

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