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【動画】西大寺会陽にぎわう 岡山市

伝統・文化

【動画】西大寺会陽にぎわう 岡山市

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西大寺はだか祭り 宝木を奪い合う大勢の男たち =17日午後、岡山市東区の西大寺観音院(永田直也撮影)

 「日本三大奇祭」のひとつとして知られる「西大寺会陽(えよう)」が17日夜、岡山市東区の西大寺観音院で行われ、締め込み姿の男衆約1万人が福男を目指し、宝木(しんぎ)の争奪戦を繰り広げた。

 同会陽は室町時代から続く伝統行事。五穀豊穣などを願って始まったとされ、今回で509回目。一昨年3月には国の重要無形民俗文化財にも指定された。

 17日は会陽に先立ち、47回目の「少年はだか祭り」が行われ、まわし姿の小学生約310人が参加。「福男児」を目指し、宝木に似せた「宝筒」(2本)などを奪い合った。

 宝筒は同市立岡山中央小6年の松本雄涼君(12)が独占。単独での福男児は平成22年以来のことで、松本君は「2本とも頭上にきて幸運。5歳から習っているラグビーが生かされたかな」と会心の笑みを浮かべた。

 境内は夜にかけ若者の演舞や女性の太鼓演奏、花火などでお祭りムード一色。まわし姿の男衆が「ワッショイ、ワッショイ」のかけ声で次々と「垢離取場」の冷水で体を清めたり、本堂などを巡る「地練り」を行った。

 午後10時、裸群ひしめく本堂の「御福窓」から2本の宝木が投下されると、雄たけびが上がって激しい争奪戦が繰り広げられた。

 宝木を射止めたのは、倉敷市真備町の会社員、栢原直行さん(47)らによる「栢原グループ」、岡山市中区の会社員、横山睦致さん(53)らの「林グループ」。「普段の生活態度も福男らしい心がけをしたい」「この幸せを周りの人にもおすそ分けできれば」などと喜んでいた。

 一夜明けた境内では「会陽あと祭り」も始まった。3月4日まで。

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