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【動画】草津白根山噴火 水蒸気爆発の可能性 御嶽山と同タイプ

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【動画】草津白根山噴火 水蒸気爆発の可能性 御嶽山と同タイプ

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 スキー客が撮影した、噴火した本白根山の噴煙=23日午前、群馬県草津町

 今回の噴火のメカニズムについて専門家は、マグマからの熱で地下水が沸騰し、水蒸気が爆発的に発生する「水蒸気爆発」の可能性が高いとみている。地殻変動などの前兆を検出しにくく、平成26年の御嶽山噴火と同じタイプだ。

 火山の噴火は、ほかにマグマが地下水と直接接触する「マグマ水蒸気爆発」、マグマが噴出する「マグマ噴火」があるが、今回はマグマの動きなどを示す地殻変動は観測されていない。

 草津白根山では3千年前に今回の火口近くでマグマ噴火が起きたとみられているが、その後は水蒸気爆発などの小規模な噴火が続いている。火山噴火予知連絡会長の石原和弘京都大名誉教授も「今まで蓄積した岩石や古い火山灰などが飛び出したのだろう」とみる。

 気象庁は23日午後、今回の火口付近から北東約8キロの地点で降灰を確認。採取した灰にマグマの成分が含まれていなければ、水蒸気爆発だった根拠となる。

 国内の代表的な火山では桜島(鹿児島県)でマグマ噴火、浅間山(群馬、長野両県)でマグマ水蒸気爆発が起きることが知られる。

 草津白根山は東日本が乗っている陸側プレート(岩板)の下に太平洋プレートが沈み込み、多くの火山が連なる「火山フロント」と呼ばれる地帯の一角に位置しており、有史以来、噴火を繰り返してきた。

 気象庁によると、草津白根山はマグマだまりの明確な場所が確認されておらず、これも噴火予測が難しい一因となっている。

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